認知の歪みとネガティブ思考

今まで自分は明るい人間だと思っていた。
だが、ここ数年の出来事を振り返ってみるとどうやら僕はネガティブ思考をする癖があることがわかった。

メンタル業界には自然にわいてくる思考(自動思考)が不合理に偏ることを認知の歪みと呼ぶ
僕は過去に認知行動療法を受けたことがあり、自分の自動思考がゆがんでいることは知っている。
だけどネガティブな気質を持っているとは思わなかった。まぁそんだけ冷静に自己分析できてなかったってことだと思う。

ネガティブ思考をぶっ飛ばせ

僕の場合、物事を何でもネガティブにとらえてしまうときは、必ずと言ってもいいほど認知の歪みが出ている。
とその前に認知の歪み10パターンを残しておく

認知の歪み10パターン

下記は認知の歪みの代表的な10パターンだが、これが認知の歪みの全てではない。
個性的にゆがんでいる人もいると思うし、僕も自分で気づいていない個性的な歪みを持っているかもしれない。

  1. 全か無か思考
  2. 一般化のし過ぎ
  3. 心のフィルター
  4. マイナス化思考
  5. 結論の飛躍
  6. 誇大視・過小評価
  7. 感情的決めつけ
  8. すべき思考
  9. レッテル貼り
  10. 自己関連付け

僕は10パターンの中で、「全か無か思考」「マイナス可思考」「心のフィルター」「誇大視・過少評価」に偏っている。(今さっきやった自己分析の結果)
で、今日思ったことがある。

「ネガティブなときは認知が歪んでいるんだから、それは間違っている!」

これ以上わかりやすい症状はないだろう。
ネガティブになってると自覚できるし、自覚できれば対処できる。対処できるってことは改善できる望みがあるってこと。
今はこうやってポジティブに物事を捉えようと努力しているけど、ふとネガティブスパイラルに陥ることがある。

そんなときは、自分で歪んでいるだけだと自覚して、気持ちを切り替えたらいい。
継続的にできるかどうかは別として一つ進んだ気がする。

認知の歪みを個性と割り切れない

僕は認知の歪みを個性として割り切って捉えることができない。
歪みすらも個性と言い切ってしまうと、歪んでいるほうが個性的ってことになる。
個性的かもしれないけど、最低限のライン(常識)は保たれなければならないと僕は思う。

認知の歪みを抱えていると、最低限のラインなんて軽々と飛び越えることができる。
だから個性じゃなくて、ただ歪んだ思考を持っているだけ。
僕も含めて認知の歪みを持っている人は、楽になるための努力が義務だと思う。

だから今もこうして記事を書いて、未来の自分が読んだときに何かの気づきになると思われる言葉を残している。
このブログはいつかの自分、おかしくなったときの自分、忘れっぽい自分のためにつけているブログだ。
だから誰よりも僕の心に響かないと趣旨を見失っていることになる。

認知の歪みを自分で治すのは難しいだろう。
奥さんと話をして決めたとおり、今後はメンタルへの取り組みをもっと一生懸命にして、病識を高めていこうと決めている。
だから、カウンセリングや認知行動療法を取り入れていき、他の誰でも僕の認知の歪みを治していき、その先に自分の望む未来が待っているんだと期待している。

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