今回の出来事を振り返ってみて、自分でもおかしな行動をしていたなぁと反省はしている。
だけど、帰ってきてから奥さんに今回のことを引用して、何度も怒られる。
そんなに怒っていたら前に進めないよ…と思う自分がいることに気付いた。
このことはまだ奥さんに話してない。
だけどそれとは別に奥さんから「あんたってサイコパスかもしれないよ」
と言われて、参考にした記事を読ませてもらった。
注意欠陥仮説(反応調整仮説)に当てはまる
サイコパスの集中力は、ある意味では『高すぎる』ことがあります。それがために、自分の関心のあることや目先の利益以外のことを考えられない、つまり、他人の気持ちの動きまで計算する余裕がないので反社会行動を取りやすいのだ、という仮説です。言いかえれば、サイコパスとは一種の学習障害、ないし情報処理能力障害だとするものです。罰や損失を予測する能力に障害があるがゆえに、特異なふるまいをしてしまう、というのです。
引用元:中野信子著「サイコパス」
その中にサイコパスの分類分けしている項目があって、上記の内容が書いてありました。
今までサイコパスって言うのはとんでもない冷酷な犯罪者であって、映画言えば羊たちの沈黙シリーズのレクター博士みたいな人のことを連想していました。
が、実際のサイコパスでIQが高い人はマイノリティーらしいです。
僕の場合はIQは54と軽度の知的障害があると診断され、更新不要の療育手帳も取得しています。
そんな僕がサイコパスなわけがないと思い込んでいました。
でも、こうして実際のサイコパス(ソース元は引用の記事だけなのではっきりはわかりません…)を知ってみると、僕もそうかも…と思ってしまいました。
だって、普通の人ができないような大変なこともその場の感情に任せてやってしまう異常性を持っています。
さらに、そのことで普通の人なら深く反省するところなのに、僕は「そんなに怒らなくてもいいのに…」と人の気持ちを汲み取れません。
僕は自分のことをサイコパスだって言いたいんじゃない。
7年間奥さんと一緒に治療に向き合ってきて、もう粗方症状は出尽くしただろうと思っていた。
そんなときにサイコパスの可能性が出てきた。
はっきり言ってショック以外の何物でもない。
サイコパスは一生治らないかもしれない
風邪をひいたら薬を飲んで安静にしてれば治る。
大病を患っても治る可能性もある。
だけどサイコパスって病気じゃないから治らないのでは?と思った。
詳しく調べてないけど、サイコパスって一種のパーソナリティー障害みたいなもんだからその人の特性とも言える。
だから僕の特性がサイコパスであって、それは生涯にわたって付き合う障害。
サイコパスって言うと良心がないイメージだけど、僕には良心がある。
ダークサイドかライトサイドで言ったら絶対にライトサイドの人間だと思っていた。
だけど自分のやったことを振り返ってみると、完全にダークサイドの人間だと感じた。
自分の都合や感情で物事の見え方が変わり、大切にすべき奥さんや友達に多大なる迷惑をかけた。
そこまでは認識している。
だけどそこまで引きずることなのかな?と疑問を持ってしまう。
多分ここら辺が人とずれているんだと思うけど、どうずれてるのかわからない。
もっと後悔したり、申し訳ない態度を全面に押し出したらいいんだろうか?
僕の考えはやってしまったことは仕方がないんだから、今できることを頑張ろう!
と前向きなつもりだ。
だから失踪期間中に面白かったことを話して奥さんを笑わそうと思ったら、逆に反感を買ってしまったりする。
何が正しくて何が間違ってるのか本当にわかんない。
自分の考え方が狂ってる?
物事の感じ方が人と違うと、沸いてくる発想や思考が大きく変わる。
数年前まで僕は自分が普通だと思っていた。
ちょっとやんちゃだけどそれ以外は普通だと。
治療と向き合って、自分の症状を分析したり分析してもらったりして、自分が異常ってことに気付いた。
今さら症状の一つや二つ増えたところで驚きはないと思ってた。
でもサイコパスは響きからしてひどい。
そこまで僕ってやばかったの!?
と内心傷ついている。だけどしょうがない。
自分の症状と向き合って対策を打っていくことに何も変わりはない。
前向きに考えても「あれ、これっておかしいのかな?」って思うきっかけになったから結果的に良かったのかな?
わからんけど、とりあえず頑張らないといけない。