境界性パーソナリティー障害を自覚するための振り返り

旦那の毎日日記

境界性パーソナリティー障害の疑いがあることは、もう7年ほど前から医師に言われていたが、 僕はそれを認められなかったし、今もその思いは少し残っている。

けれども、症状を自覚しないと、いよいよ前に進めない状態になった。
ある意味成長したからこそ感じる辛さなのかもしれない。

辛さを感じることが喜び、なんて思えないけど、
この辛さを感じれるまでに成長できたことは、自分をほめていいと思う。

境界って言葉の意味

境界性パーソナリティー障害の『境界性』の意味は、
重度な統合失調症と軽度な神経症のちょうど境界(中間)に当たる症状だから、当時は境界性人格障害と付けられたと聞いた。
『境界性』という言葉に症状を表す意味はないって思ってた。
いや、実際に症状を表す正式な意味なんてないんだけど(多分)、境界って言葉が当てはまる部分もあるなぁって教えてもらった。

マンガで分かる心療内科で、境界性パーソナリティー障害について、
漫画でわかりやすく解説してくれてた。

それによると、境界性パーソナリティー障害には『2極思考』『対人関係の障害』『自傷衝動行為』の3つの特徴がある。
で、それぞれにわかりやすく『境界』と紐づけて特徴が紹介されている。

『2極思考』は、白黒思考とも言われていて、0か100と両極端な思考に陥り、
端的に言うとめっちゃ幸せな状態かめっちゃ不幸な状態のどちらかしかない精神状態を指す。
言葉にするとわかりにくいけど、漫画で紹介してくれているので、境界って言葉がぴったり当てはまる感じがする。

『対人関係の障害』は、『2極思考』に通じる部分があるけど、
人に対しても、大好きと大嫌いで揺れ動く感じです。
境界性パーソナリティー障害の代表的な症状だと思います。

同一人物に対して、とても好きになったり、とても嫌いなったりを繰り返すのは、間違いなくボーダーだと僕は思います。
そして、その症状を僕も持っていることは自覚できました。

『自傷衝動行為』は、漫画でもよくわからなかったけど、自分に境界のような傷をつけるるように、
衝動的に自分をいじめる行為をするらしい。
僕は自傷行為をしないんですが、衝動的な部分はあるので少しはわかります。
でも自分をいじめてるって感覚がないので、よくわかりません。

↑で紹介しているのが、境界性パーソナリティー障害の『境界』って言葉の意味です。(捉え方です)
正式には関連はないと思いますが、こうやって漫画で解説してくれると、すっと自分の中に入ってくるのでありがたいです。

境界性パーソナリティー障害持ちの30代の男は希少

希少と言うと、まるで希少価値があるみたいな風に聞こえるが、そういった意味は欠片もない。
境界性パーソナリティー障害の罹患者は10代~20代の女性が8割と圧倒的な割合を占めている。
そう考えると僕って奴ぁここでもマイノリティなのかい…と少し凹む。

加齢と共に症状が落ち着いていくらしく、境界性パーソナリティー障害を持っている人は、
大抵の場合で1年後には症状が落ち着いているらしい。
『性格や人格など、一生ものの問題、と考えるのではなく、人生の一時期と考えることが大切』
と精神科医の林直樹先生が言っています。

そう考えると思春期や反抗期みたいな感じで、人格がちょっと荒ぶっている時期だと思えれば、
将来にも希望が持てるってもんです。

自覚するために記録を付ける

ここまでなんやかんや書いてきたけど、境界性パーソナリティー障害について調べるのは今回が初めてじゃない。
障害レベルで記憶力がない(忘却力が高い)から、自分で思ったことや感じたこと、考えたことを忘れてしまう。
だから今どれだけ良いことを思っていようと、忘れてしまうようでは意味がない。

だから明日からは、思ったことをこまめにTwitterで呟き、残していこうと決めた。
何かを発信したいんじゃなくて、自分の気持ちや考えを残しておきたいってことです。

症状を自覚するためには、自分のことがわからないといけない。
そのために記録を付ける。
ある程度まとまった考えはブログにアップ。
これからはそんな感じでやっていこっと。

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