昨日というより、退院してからずっと毎日のように揉めていた。 それの延長で昨日も同じように揉めていたんだけど、途中から記憶がスコンと抜けて朝になっていた。
昨日何があったのか?
多分俺はそれを知りたくないし、奥さんから話を聞いたとしても真実として受け取るのが難しい。
記憶がスコンとなくなるってことは、解離して人格が交代してたんだと思う。
だけど、その人格の名前も知らないし、その人格に俺からコンタクトを取ることも出来なければ向こうからコンタクトを取ってくることもない。
鎖国状態と言ってもいいかも。
で、俺の記憶にあるのは、話の内容はほぼ覚えておらず、なんか揉めてるってことが主な記憶。
それ以外の部分は思い出そうとすれば出来るかもしれないけど、俺はやらない。
人格が交代するくらいしんどいことをあえて思い出そうとはしたくないし、思い出そうとしたことをきっかけにまた解離が始まるかもしれない。
そんなことを考えるだけで不安になるから、ポジティブな意味で記憶を探らない。それが良いと俺は思ってる。
記憶がなくなることについて
記憶がなくなるのは、俺にとっては日常的に起こってる出来事だから慣れている。
と言っても、昨日みたいな記憶の無くしかたが頻繁に起こってるわけではなくて、最近の出来事や昔のことを忘れていったり、思い出せなかったりとそういう感じの記憶をなくすのが日常的。
さすがに昨日みたいな感じはやはりちょっとびっくりする。
だけど、そういうこともあるだろうなぁ、程度のびっくりで、にわかには信じられない出来事が起こったとは思っていない。
記憶がなくなることがショックだけど、記憶がなくなって良かったと思うこともある。
記憶を保ったままではいられないほどの、ストレスや苦痛を感じていたんだと思う。
だから記憶がなくなったんだって思うようにしてる。
もしくは俺のメンタルの防御力がめちゃめちゃ低くて、さらに超敏感に反応してる可能性もあるから、自分を正当化するようなことはしてはいけない。
何があろうと、記憶がなくなるってことは周りに迷惑をかけていることは間違いない。
昨日起こった出来事について話ができないんだから。
しかも揉め事というか話し合いしている最中に記憶がなくなってるんだから、奥さんにとってはかなりの衝撃だろう。
それでも朝起きたときに普通に対応してくれた奥さんには感謝しかない。
奥さんの対応がすごい
多分俺と奥さんの立場が反対だったら、ここまで記憶がなくなることを奥さんのようには受け入れられないと思う。
だって話にならないから。
昨日の出来事について話がしたくても、それを覚えてないし、話をぶり返せばまた昨日のように記憶がなくなるほどのストレスを与えてしまうかもしれない。
んー例えていうと、触るだけで割れそうな薄いガラスの中に爆弾が入ってる感じで、それを何とか解除しなくちゃいけない感じ。
そんな作業は誰もしたくない。
下手しい自分が死んでしまう可能性だってある。
それをうちの奥さんはやってくれてる。それだけですごい感謝してるし、すごい尊敬してる。
うちの奥さん半端ないって!
って心の中で思ってる。
昨日の出来事が奥さんから少し聞いた
話をだいぶ端折って奥さんから昨日何があったのか教えてもらった。
何か知らんが大号泣したらしい、30分ほど。泣き止んだと思ったらそれから動かなくなって、しゃべらなくなって、ノートに
メンタルがしんどい
だいじょうぶくない
くすりのんでねる
とだけ書いてあった。
それから薬を飲んで、自分で布団を引いて寝たらしい。
多分しんど過ぎたんだろうなぁ。
何がしんどかったんか知らんけど。
朝起きたときの思考
朝起きたときまず思ったのは、今何時だろう?
次にアイマスクをしてることに気が付いて、それを取って奥さんの姿を確認。
それからあれ?今日何するんだっけ?って考えた。
うちでは毎日作業が終わったあとに、次の日にやることを話し合いで決めるので、朝起きたときにそれを覚えてない時点で失敗だ。
というわけで、あ、なんか忘れてるって気づいて、昨日の出来事を思い出そうとする。
かなり曖昧な記憶が復活して、なんか話し合いやら揉め事をしてて、それで…気づいたら朝?
んー解離してるなって気づいた。
まあ気にしても仕方がないと思って、俺にとってはいつも通りのあいさつを奥さんとして、それから普段の俺?というか普通に朝飯食べて、シャワー入って、奥さんとも普通にコミュニケーションをとって、現在に至る。
奥さん曰く「狐につままれたような感覚だわ」「昨日あんなことがあったのに、そのテンションでいられるのが謎だわ」などなど、奥さんもやはり驚いていたことがわかるコメントをする。
一応ブログに昨日のことを残しておいたら?って進められたので、覚えている範囲で残そうと思った次第です。
まとめ
覚えている範囲を残そうと思ったけど、テキストにまとめられるほどのことを覚えてないわけで、実際は俺が思ったことや考えたことの内容になってしまいました。
解離とか複雑性PTSDとか発達障害とか、なんか色々障害と呼ばれるものを抱えているけど、今みたいに「まあ考えても仕方がないか」と前向きな見切りもできる自分もいる。
ポジティブな自分とネガティブな自分がせめぎあっていて、そこに色々わけのわからん要素をブレンドしたのが自分です。
正直自分でも何かと無理だなって思ってしまうこともめっちゃありますが、それでも前向きに考える自分もいるのも事実です。
何もかも投げ出したくなるのも自分。
何でもできるような気分になるのも自分。
失敗してへこみ続けるのも自分。
失敗してもなにくそ!と思って何度もでもチャレンジするのも自分。
一見矛盾してそうなくらい危ういのが俺っていう人間です。
これからもへこみながら、失敗しながら、投げ出したくなりながら、それでもポジティブになって頑張る自分がけっこう好きです。
奥さんには迷惑かけっぱなしだから、早く恩返しができるように人間的に成長できるように努力し続けまっす!